- 経費引いた粗利5万円どうやって稼いだの?
- 手持ちに在庫数いくつ抱えて、何冊捌いたの?
- 1冊あたりの粗利益はいくら?
そのような悩みに私の体験談を交え、答える記事となっています。
古本せどりで月間粗利5万円稼げた!(その詳細)
月間粗利5万円とは、
- 売上
- ーAmazon月間使用料(大口契約)
- ーAmazonカテゴリー料
- ーAmazon手数料
- ー自己配送料
- ー仕入れ(古本)
- ー備品購入費(袋代・ラベル代など)
売上から必要経費を引いたものを粗利(最後に残るお金)と言います。
古本せどりだけで月間粗利5万円(内訳)
参照:価格改定ツールマカド2021年3月
- 注文数:280冊
- 売上:220,890円
- ーAmazonカテゴリー&手数料:61,088円
- ーAmazon月間使用料(大口契約):5,000円
- 入金額:154,802円(マカド上では、大口契約料が引かれていないため159,802円表示)
- ー古本仕入れ単価:57,170円
- ー送料:34,720円
- ー袋・ラベル代:5,600円(1冊20円)
- 残り:57,312円
粗利57,312円です。
(注:マカド上では未設定のため0円と表示されている個所は、各自設定できます。私はExcelで別管理)
売上からAmazonカテゴリー料&手数料&月間使用料が引かれた金額154,802円)が、銀行へ振り込まれます。
その後、仕入れた古本・送料・袋やラベル代などを差し引いた金額57,312円が手元に残るお金です。
袋・ラベル代は、1セット100枚購入だったりするので、多めに見積もって1冊20円換算としています。
月間粗利5万円の売上
売上220,890円。
売上220,890円÷注文数280冊=789円/冊
実際に販売してみると、1000円以上で売れる本もあれば500円以下で売れる本もあり、平均すると789円でした。仕入れ時点でだいたいいくらぐらいで売れるか予想できるので、損切り(赤字で売っちゃう)含めて固い副業ビジネスだと感じてます。
月間粗利5万円の必要在庫数
500冊。
常時500冊を維持すると、月間280冊注文が入りザックリ計算で月間粗利5万円残ります。
「500冊ってすごい場所取りそう」30cm×90cmスペースに500冊保管してる私のやり方をこちらの記事で紹介してます。
月間粗利5万円の1冊あたりの利益
純利57,312円÷280冊=204円/冊
古本せどりは薄利多売と言われており、単C110円の本なら粗利110円、プロパー200円の本なら粗利200円が目安で、1冊あたり粗利204円は結構良い数字です。
月間粗利5万円の仕入れ総額
古本仕入れ総額57,170円÷280冊=204円/冊
1冊あたり204円の本を仕入れて、粗利204円(先程1冊あたりの利益を出してる)です。
今までのをまとめると、仕入れ204円、販売価格789円、粗利204円ということですね。
仮に残220冊利益が出なかった場合
- 280冊売れる:粗利57,312円
- 残220冊:仕入れ金額44,880円(204円×220冊)
280冊売れた時点で在庫の仕入れ金額を引いても12,432円残るため、残220冊売れまいが黒字となることが分かります。逆に言うと、残220冊は全部儲けとなる副業ビジネスです。
古本せどりで月間粗利5万円稼ぐための必要な作業量
上記で、月間280冊・1日9冊出荷すれば5万円残るのがわかりました。
古本せどりの作業量がこちらです。
- 仕入れ
- 出品
- 出荷
大まかに分けて3つの作業があります。
仕入れの作業量
一般的に古本は、BOOKOFFで仕入れます。
バーコードリーダー(別名:スキャナー、ビーム)で中古本の裏表紙にあるバーコードを片っ端から読み込んで、利益の取れる商品を探していきます。私はKDC200を使ってます。
何冊調べて何冊仕入れるか、その日によってかなり変わるため一概には言えませんが、仕事終わりに30分1時間寄る予定なら、その時間内で調べられるだけ調べるというやり方がオススメです。「1日何十冊仕入れたらその日はおしまい」というやり方は、全く仕入れられない日もあるのでオススメしません。
出品の作業量
価格改定ツール(マカド使用)を使えば、ものの数分で出品が終わります。
バーコードリーダーで古本のバーコードを読み取ると、自動的に情報が入力されるので、
- コンディション(ほぼ新品・非常に良い・良い・可)を選択
- コンディション文入力(設定画面に入力しておくと、コンディション毎の文章が自動的に入る)
- 売値設定(設定画面でどのような価格改定を自動で行うか設定できます)
これで終了です。
仕入れた中古本をブワーっとバーコードリーダーでピピっと読み込んで、その後にコンディション選択。
それだけです、あとは設定画面で設定した情報が自動入力されるため即終わります。
50冊10分ぐらいかな。
商品登録作業をスピーディーにするためにコンディションは2つしか使わない前提なら、100冊10分です。
Amazon公式から価格改定ツールが提供されてますが、24時間価格改定行うため本来なら値幅が取れる商品が深夜のいたずらであり得ない価格まで値下がりさせられ買われることがあります。マカドだと、何時から何時の間は値段を変えない設定ができますし、商品毎の売れ行きランキングがリストでパッと見で確認でき、初心者の頃ほどランキングと売値を見て気付くことは多いので、そういう意味でマカドはオススメですし使ってます。プライスターやD-plusだと、商品の個別詳細ページに行かないとランキング見れないので使い辛いです。
出荷の作業量
- 注文管理画面で注文(未出荷分)を確認
- 本棚から注文商品をピックアップ
- ビニール袋にラベル(お客様住所)を貼って、古本を入れる
- 発送
1冊ずつ納品書を印刷しても良いですし、Excelで全データダウンロードできるので一括印刷もできます。
私は面倒臭がり屋なので一括印刷してます。あと、A4用紙に印刷するプリンターではなく、ロール紙に印刷できるサーマルプリンターを使ってます。インクが不要で、用紙がジャムル(プリンターの中で詰まる)ことがなく、唯一やることと言えばロール紙を補充するだけなので手間が掛からず楽です。今まで1000冊ほど出荷しましたが、何も問題なくノントラブルです。少しでも楽したいなら、サーマルプリンターおすすめです。
古本せどりのコツ
「なんだか大変そうだぞ」と思うかもしれませんが、わからないから膨大に覚えることがありそうなだけで、実際はとてもシンプルで作業は単調です。
- 空き時間にBOOKOFFへ行き、KDC200でスキャンする
- 条件に引っかかったのを購入
- マカドでバーコードリーダーで商品登録する
- 売れたら袋に入れて発送する
大変なように見えて、多くの事を機械任せツール任せにしているため、仕入れと出荷作業の時間が取れればコスパの良い副業です。